子宮体がん

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子宮体がん
子宮の奥のほうにできるがんのことをいいます。
以前は子宮がんのなかでは少数派だったのですが、最近は子宮がん全体の3,4割を占めるようになってきました。
どちらかといえば、年配の女性に多く、肥満、糖尿病、高血圧、未経産婦、エストロゲン剤を内服中のひとたちに多いといわれています。また、乳がん治療中でタモキシフェンというお薬を飲んでいるひとものんでいないひとよりは率が高いといわれています。
子宮体がんもはじめは無症状でも、やはり、ある程度進行してくると膿のようなおりものがでたり、出血などがみられます。
子宮体がんは、前がん状態・境界状態である、子宮内膜増殖症という状態から発生することも多いといわれており、(そのような状態がないことももちろんあります)超音波診断が重要になることも多いのです。

右の図の赤いところが子宮体がんの
できるところです。
子宮頸がんよりも子宮の奥にできるので
症状がでるのがややおくれがちになることが多いのです。